薔薇が咲いていた
ちょっと外構工事中のOB客さんのところに、現場確認に寄ってみたら、今を盛りと、家の周りの薔薇が咲き誇っていました。写真の技術がないので、上手く撮れてませんが、普段あまり花など愛でない方なのですが、とっても綺麗でしたよ。
ちょっと外構工事中のOB客さんのところに、現場確認に寄ってみたら、今を盛りと、家の周りの薔薇が咲き誇っていました。写真の技術がないので、上手く撮れてませんが、普段あまり花など愛でない方なのですが、とっても綺麗でしたよ。
このお宅の屋根材は当初、傾斜屋根用の板金製の落雪防止屋根でしたが、実際にはある程度の積雪量を超えると、表層ナダレのように雪がこぼれ落ちるのが難点でした。
敷地が広くなくて、落雪スペースの少ない市街地では、これまで様々な無落雪屋根が作られて来ましたが、何かしら短所があって、かねがね必要悪と言ってきたものです。
この写真は、ウェルピアのモデルハウスにも採用しているのと同じタイプの屋根材に葺き替えている途中の写真ですが、傾斜屋根の、近隣との雪のトラブルに悩んでいる方にお奨めです。
ところで、今公開中のウェルピアモデルハウスの、真冬の工事中と春になってからの写真を並べてみました。
屋根の積雪量は常時この程度。しかも冬中注意して見続けていたのですが、とうとう屋根の雪は、一度も落ちませんでした。ご覧の通り、北向きの玄関入口で、雪の落ちる方向の下にカーポートを設置してあります。
つまり、この屋根材を使うことによって、設計の自由度が著しく向上するのです。
長年、設計段階で、敷地と隣地との距離関係や、雪の堆積場所や駐車スペース、積雪荷重や屋根の排水ルートなど、さまざまな制約の中でプランをこしらえてきたものですが、傾斜屋根の場合の制約は、とても少なくなったのです。
シンプルモダン系のスクエアな屋根には使えませんが、三角屋根のフォルムが好きな方、小屋裏を利用できないか考えている方などには最適だと思います。もちろん冒頭の写真の例のように、落雪トラブルで困っていてリフォームしなければと思っている方にも朗報です。
ただし、たとえば札幌市の確認申請上の取り扱いは、無落雪屋根ではなくて、落雪防止屋根となっています。似た名称で紛らわしい、どこが違うんだ?というツッコミが来そうですが、それは私にお問い合わせください。
昨日所用で東京へ行ってきた。朝の天気予報では札幌の最高気温が32度で東京が28度だった。実際に札幌は33度以上だったようだが、やはり東京もそれなりには暑かった。しかし、異常を実感したのは気温ではなく、気流である。午前の飛行機がなんと15分も早く羽田に着いたのだ。普段偏西風の影響で、向かい風の上京時は時間がかかり、追い風の帰りは早いのが、昨日は逆。北海道の上空の熱風?が飛行機を南に押し下げたとしか思えない。まったくおかしな夏だ。
道立近代美術館に、ミュシャ展を観に行ってきた。作品は昔からクリムトと共に大好きなんだが、どちらもレコードのジャケットに比較的多く使われていたこともあり、作品が好きなだけで画家自体に特別な関心があったわけではない。自分でも何時、何故、ミュシャが視界に入ってきたのか記憶が定かではなかったが、展覧会場に入ってすぐ、彼の生年月日を見て我ながら納得した。マーラーと生まれた年も月も一緒(一週間違い)で、共にチェコ(マーラーはボヘミアの寒村、ミュシャはモラヴィアと微妙な違いはあれど)、当時のハンガリーオーストリア二重帝国ハプスブルグ王朝末期に生きた芸術家である。ついでに言えばクリムトは彼らの2歳下。クリムトとマーラーはウィーンでつながっているが、ミュシャとマーラーに直接的な接点があったかどうかは知らない。
ミュシャといえば、サラ・ベルナールのポスターで一躍パリの寵児になったせいか、ポスター画家の印象が強いし、実際あの独特のパステルカラーの美女たちにはウットリさせられるが、19世紀末から20世紀初めのころの、いろんな物品(自転車とか、香水とか、チョコレートとか様々)の商業宣伝広告も、実に大量に制作していて、とても面白い。しかしチェコに戻ってからの晩年の、スメタナのわが祖国に触発されたというスラブ叙事詩は、まさに畢生の大作というヤツだなあ。プラハは、やっぱり一度は行ってみたい場所だ。
陽水の有名なアルバム「氷の世界」に入っている歌のタイトルだが、CDに復刻された当初、歌詞に問題ありという自主規制みたいなものがあったようで、全13曲が全12曲となって省かれていたことに憤ったものだ。
最近、我が国初のミリオンセラーアルバムとして、発売40周年記念CDが出たが、そこには復活している。おかしなものだ。たしかに、いきなり「めくらの男はぼんやり見てる」という歌詞で始まるわけで、差別用語はダメだみたいなことだったんだろう。じゃあ、なぜ今復活したのか、記念アルバムだからいいとでも言うのか、変な話だ。歌詞の文脈に関わらず、言葉狩りみたいなことが横行するのは、やはり社会全体が偏狭になっているからではないか?
それより、4番まである歌詞の4番目の方が、タイミング的にはオヤ?と思わせるものがある。
歌えぬ男は怯えるばかり 明日の仕事は南か北か ここまでおいでと誰かの声が どこまで行くのだ貧しい足で
一度頂点を極めた者が陥る創作の地獄を、多分陽水も味わったことだろう。覚醒剤に走ったASKAの地獄は、いつの時代も変わらないということか。
毎週水曜日、さっぽろ村ラジオ(81.3MHz)からナマ放送している「HIYAMAのLife & Mujic」ですが、以前は午後3時から1時間だったのが、今週から1時間繰り上がって、午後2時からの1時間に変わりました。
なお、土曜日朝8時から1時間の再放送「クラシックの愉しみ」は、引き続き同じ時間帯で再放送されています。
新年度の始まり、四月一日を期して、冬の間出来なかった、事務所周辺道路のゴミ拾いや、掃除を行いました。4か月間のゴミの量は半端じゃなかったですね。それにしても、まだ結構な残雪です。日差しは強いけれど風の冷たい朝。昔から、札幌に初夏がやって来るのは手稲山の雪が消えてからと言われ、それまでは冷たい風はなくならないようですが、それでもなんとなくウキウキするのが春です。
ギリシャ語の饗宴が語源だそうだが、そういえばたしかプラトンの著作にも饗宴というのがあったが、宴会じゃなくて討論会という意味だったのかと、今頃納得。因みにフォーラムは結論を出す討論会なんだそうだが、結構混同されていい加減な使われ方をしているような。
先週、事務局長として、初めてシンポジウムなるものを行いました。
定員を超えそうなほど応募があって
牧会長のご挨拶から開会
後援していただいた北海道の、建設部住宅局長からご挨拶をいただいて、医学と建築の専門家の基調講演が行われました。
休憩後のパネルディスカッションの様子。中でも、栗山町の福祉行政の話は、今後の我々の活動にも少なからず指標になるような内容だったので、改めてもっと詳しく伺う機会を持ちたいと思いました。
おかげさまで大勢の方にお越しいただき、内容についても大変好評をいただきました。年末に発足したばかりの協議会で、時間もない中、準備に奔走してくれた多くの方々に感謝いたします。
今朝、会社に着く寸前の道路に、消防車や救急車やパトカーが何台も居て、迂回しなければならなかった。何事かと近寄って見れば、ワンボックスカーが横転して道を塞いでいる。怪我人がいたのかは不明だったが、どうも衝突とかで横転したわけではなく、道路状況の悪さが原因でバランスを崩したらしい。朝からとんでもないハプニングに遭ったけれども、しかしこれは運転当事者にしたらハプニングでは済まないことだ。
近年の市政は、住民の日常生活よりも他の、(僕以外の多くのひとから見ても)優先順位のさして高くもないような事業に、なけなしの予算の中から、ほんの一握りの者たちにしか利益や恩恵をもたらさないような莫大な投資を繰り返し、圧倒的多数の一般市民生活者は、たとえばこのように、除排雪が滞るがための事故や不便を強いられている。実際、こうして横転して、怪我や車の修理費用を、道路管理者たる札幌市に要求したって、相手にしてはくれまい。行政は無責任と決まっている。
ところが、そうでもない自治体もあることを、昨日知って感動した。3月8日(土)奇しくも誕生日であるが、健康・省エネ住宅推進北海道協議会主催でシンポジウムを開催するにあたり、パネルディスカッションに出ていただく方と打ち合わせに、栗山町役場まで行ったんだが、町長も会ってくれるということで待っていたときのこと。役場の入り口に、いかにも手作りの、ゴミ分別収集箱が並んで置いてあって、そのほんの少しの待ち時間の間にも、町民たちがそこに様々なゴミを持ち寄って分け入れて行くのだ。翻って、札幌の、たとえば区役所とかでそんなことをやっているか?収集車が分別収集する制度だから、多分そんなことをする必要もないと言うだろうし、栗山がどんな制度なのかも知らないが、その後の町長との会談からしても、どうも行政の姿勢に雲泥の差があって、栗山の人たちは多分幸せな暮らしをしているんじゃないかと思った。札幌は一応都会だが、幸せな暮らしが出来るような行政は行われていないようだ。
16年以上経ったファースの家の大リフォームをやっています。
階段の場所を変える、と言ったら、その工事の難易度が判ると思います。
今回、内部はほとんど、間取りから何から作り直しみたいなものでした。構造を痛めないように変更プランを拵えるには、多少の経験と設計力が必要です(自慢?)。
浴室ユニットバスも最新型に取り替えるのですが、これは当時の床下。今は使わなくなった80ミリサイズの砕石の蓄熱材。さすが清浄空気循環のファースの家らしく、木材は新築当時のまま、全く傷みなし。
ちょっと判りにくいかもしれませんが、屋根裏と換気システムあたりの写真です。16年以上経っているとも見えないくらい、きれいなものです。
今日は予想外の大雪でしたが、大工工事は真っ最中。外観も少し変わってきていました。いずれ、担当者からビフォーアフターがアップされるとは思いますが、乞うご期待!