LIFE&MUSIC 桧山建設綜業 代表取締役 檜山良秀

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働き方改革?

PKOの情報隠しやら森友問題やらから目をそらそうとでもするかのように、働き方改革だのプレミアムフライデイだの、政府は相変わらず頭でっかちの政策を唱えているが、現場はとっくに改革が始まり進んでいる。

P1150040 近頃は、ミキサー車の運転手が女性だったり、現場担当にも女性が珍しくなくなって来ている建設業界だが、杭打ちの現場で、コンクリート杭の運搬車に女性が2名就いていて、ちょっと驚いたが、考えてみれば、重量物を直接担いで運ぶわけじゃなし、というか、男だってあんなもの担げないし、操作はたしかに男女関係ない。これから、いろんな場面で女性の活躍がますます増えて行くんじゃないだろうか。

それよりも、公務員の働き方改革をちゃんとやってもらいたいものだ。

先日、運転免許の更新に行こうとしたら、札幌市の場合、運転免許試験場や警察署など手続き出来る場所が、案内葉書を確かめたら、土曜日にやっていないことが判って絶句した。日曜日も札幌市内ではかなり片寄った場所にある運転免許試験場しかやっていない。要は、窓口の公務員様の働く都合の良い平日に庶民は合わせて参れ、ということでしょ。

公務員って公僕じゃないんだ、今は。特権階級だよねえ。民間並みの働きをしてくれなきゃ。何が働き方改革だよ。隗より始めよという諺を知らないわけじゃあるまいに。

2017年3月29日(水) 12:24

糸魚川

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北陸新幹線に乗って、新高岡駅から糸魚川に行きました。会社勤めをしていた20代の終わりころ、一年余りのほんの短い間でしたが、暮らしたことのある街です。ご存知の通り、暮れに大火に遭った街です。偶々高岡まで行く機会に、もう顔見知りの人も殆ど居なくなった街に、どうしても立ち寄ってみたいと思いました。

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テレビで見た通りの光景が広がっていました。火元のラーメン屋のあたりはきれいさっぱり撤去されていました。駅前を通りかかった地元の方が親切に案内してくれたのですが、強風の向き、巻き具合で思いがけないところに飛び火したりしたそうで、運の良い悪いはあるものみたいです。

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駅前からタクシーで5分くらいのところに、かつて住んでいた社宅が、何と!自転車置き場まで変わらずに残っていて、泣きそうになりました。目を転じると、田んぼしかなかった社宅の向こうはすっかり住宅地になっていましたが、晴れた空に立山連峰が屹立する懐かしい景色も見られて、二度と来ることはないだろうと思っていた街に、来た甲斐があったとつくづく思いました。

2017年2月28日(火) 12:07

真意

天皇が生前退位を望まれている、らしい。先日の選挙の結果の後に、表立ったことから、考えられることはひとつしかないのではないか?

愚かな太平洋戦争の敗戦の後、昭和天皇が現人神から日本の国の象徴という形で生きてゆくことになり、戦犯として処刑されずに済んだのは、戦争放棄という憲法が公布されたおかげだ、と今上天皇は受け取っておられるのではないか?

右翼でも国粋主義者でもなく、むしろ絶えず国家権力を疑っている自分でも、天皇ご夫妻が国難(もちろん自然災害のことだ)あるごとに、時の政権など足元にも及ばない対応を示されることには、まったく頭が下がるばかりだ。しかも近年はとみに、戦争の犠牲者を追悼するためにか、ご高齢を押して国外にまで足を伸ばしておられる。

戦後にあっても、おそらく大概は気づかぬほど深い心の奥底で、この国の拠り所であったと思われる、天皇という存在そのものを支えて来た現行憲法が、ないがしろにされている状況に、天皇ご自身がもう耐えられないほど憤っておられるように感じる。

天皇には、一般人とおなじような人権はなく、政治的な発言も許されない。天皇という肩書が外れても、そういうことが出来るわけではないにしても、これ以上偽りの中で生きてゆくことは難しい、と考えておられるように思えてならない。

目先の金に目のくらんだ愚民は、かくして、戦後の良心の支えを失おうとしているのだ。

2016年7月14日(木) 20:13

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天候に恵まれなかった今年のゴールデンウィークでしたが、北斗市にファースの新しいモデルハウスを見に行ったついでに、五稜郭の桜を見てくることができました。

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薄暮の桜は、なかなか風情のあるものでした。

ところで、旅のお供は美味いもの。

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七重浜で食べたラーメンの、叉焼が絶品でした。

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何十年ぶりかで立ち寄った大沼公園駅。ずいぶん大きく小奇麗に建て替わっており、ほんとにひなびて小さなダンゴ屋だった、名物大沼団子屋も又、今風の観光地お土産販売所に変わっていて、隔世の感。

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ちょっと陰の方にあった店で食べた牛めしも、旨かった。大満足。

2016年5月11日(水) 18:52

三月も間もなく去るが

2月の半ば過ぎに、倉敷で開かれたファースの全国大会に出かけ、昨年の施工実績全国三位の表彰を受けて帰ってきたが、それからの、このひと月くらい、見積や設計の仕事で、有難いことに本当に忙しくて、気が付けば誕生日も過ぎ、介護保険料の通知も届いて、遂に高齢者の仲間入りを果たしていたのであった。

今年に入ってクラシックやロックの世界では、大物の死去が続いている。65年も生きてくれば、当然同世代以上のアーティストの訃報に接する機会が増えるのも致し方ないことではあるが。

見せ掛けだけのアベノミクスは破綻寸前で、身勝手な政権は二匹目の泥鰌を目論み、消費税上げの先延ばしを餌に、またぞろ衆参同日選挙の臭いがプンプンだが、国民を侮るのも大概にしてほしい。

先日、最近完成したファースの家で気密測定を行ってみたところ、隙間相当面積0.13という数値を叩き出したので、さすがに驚いた。実際、FAS工法の公称値が1.0と言いながら、これまで我が社の建物の測定値は概ね0.5くらいではあったんだが、いろいろな部分の工作精度が上がった成果であろう。

近頃やたら性能値を強調するハウスメーカーがあるが、机上の計算値ではなく、実物では果たしてどうか?それと経年劣化はどうなのか?我が社のファースの家では経年劣化は殆どない。今や新築時に暖かいのは当たり前だが、5年後10年後に、初期性能が確保出来ている住宅は、いったいどれくらいあるのだろうか?

熱源はどうあれ、快適な温度・湿度・気流速度・輻射熱という空気環境を叶えることのできる、真の性能を備えた建物でなければ、住んでから痛い目に遭う。出来るだけ多くの人に、そういうことを伝えたいと思ってはいるんだが、現実は厳しい。武田や北条に囲まれ、織田、上杉、徳川などとの狭間で苦慮する眞田みたいなものだが、数では及ばなくても断じて負けるわけにはいかないと思っている。

2016年3月17日(木) 19:58

名店 絶品のビーフシチュー

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ひと月ほど前になりますが、北見紋別のレストランまで、評判のビーフシチュー食べたさに、わざわざ行って来たという話です。

失礼ながら、道北の小さな街に、40年近く、これだけ本格的な洋食を提供し続けている店があることを、最近まで知りませんでした。

縁あって、そこの息子さんから、ご両親の営むレストランでは、いまだにちゃんとしたドミグラスソースを、丁寧に作り続けていて、息子としてもビーフシチューは自慢できる、と聞かされれば、片道300キロ以上だろうが、それはもう何としても行って食べねば!でしょう。

海辺に近い通りに建つ、いかにも昭和レトロな外観と格調ある内装。ちょうど昼時だったこともあって、かなり広い店内なのに、まさかの!?満員。

こちらが無知だっただけのことで、近隣はおろか、東京の芸能界にも知られる店だったようです。

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20分ほど待ってようやく入店。厨房が客席フロアより一段低くなっているのは、お客様の顔を見やすいようにとのことです。

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まずは大好きなオニオングラタンスープやコーンポタージュから、怒涛の食欲全開の始まり。画一的なファミレスや郊外チェーン店のものとは比べるのも失礼な本物。

P1100721 これが噂のビーフシチュー。口の中でホロリと崩れるフィレと丹精込められたドミグラスソースは、想像を上回る、うっとりする美味さでした。

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肉汁溢れるハンバーグと、どうしても味見したくて、欲張って追加したハッシュドビーフライス。これがまた、いわゆるハヤシライスどころではない、本物の洋食屋ならではのもの。

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欲張りついでのデザート。プディングもシャーベットも当然手作りで、美味いの一言。最後まで納得の料理でした。

普段から特別なグルメでもなんでもないのですが、だから逆に、単純に美味いものは美味いと言える?かも。

簡単にお出かけくださいと言える店ではありませんが、おいしいものが好きな人はぜひ!

2015年9月24日(木) 20:05

このままで良いわけがない

無責任な政治が、姑息卑怯なやり口で戦火への道を開いてしまった。

例えばライオンズクラブでは、例会などの場で、政治と宗教の話は基本的にタブーとされている。ブログとはいえ、このようなある意味公式的なブログの場でも、勿論同じように扱われるものかもしれないが、今回の国会の無様な結果については、政治的話題とか言う以前に、国民の生命に関わることだと考えるので、明白な主張を掲げておきたい。

世代的に憲法9条の下に生まれ育ち生きてきた者として、自らのちっぽけな野望と誤った信念の下(まさにヒトラーに重なるとさえ思う)に、自国民を戦火の中に導こうとする者を、絶対に許すわけにはいかない。

のど元過ぎれば直に忘れてしまいがちな国民性だが、今度ばかりはそうさせてはならない。最終的には選挙という手段に委ねられるしても、それまでこの問題を忘れず許さず、あらゆる場と機会を通じて糾弾し、戦火へ開きかけてしまった扉を再び永久に閉ざすために、発言し行動しなければならない。

それが、まともな人間なら、次の世代に対する責任だからだ。

結果的にであれ強行採決に賛同した者には、到底個人としての人格も、まともな良識も無いのだから、そもそも議員としての資格などはない。彼らの名前と顔を絶対に忘れないことだ。

2015年9月20日(日) 16:20

長崎

8月9日である。これまで、どういうわけか九州に足を踏み入れたことがない。もちろん長崎にも。数日前、父(会長93歳)から、珍しく戦時の話を聞いた。

父は今でも立派な体格だが、徴兵されたときに、いわゆる甲種合格だったそうで、工兵として満洲へ行かされて、橋の爆破とかやらされたそうだ。運良く、多分敗戦近くなって本土へ戻され、紀州白浜に着き、父はそのとき教育要員として残ったそうだが、そこから部隊の大半は上陸用舟艇の要員として沖縄に向かい、全滅したそうだ。生き残る人とはそういうものなんだろうと思うが、終戦は水俣で迎えたそうだ。対岸が長崎である。

その日、聞いたこともない轟音がして、空に見たことのない色の雲が立ち上るのを見たという。長崎に落とされた原爆のキノコ雲を、だから父はその目で見たのだ。

70年が過ぎ、戦争の惨禍の記憶も、当事者以外からは薄れ、戦争に行きたくないという若者を揶揄するバカな議員まで出てきている今日。あらためて、いかなる形であれ、戦争につながる愚かな政策を志向する者たちを糾弾したい。

2015年8月9日(日) 12:40

春、ご近所清掃の復活

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新年度の始まり、四月一日を期して、冬の間出来なかった、事務所周辺道路のゴミ拾いや、掃除を行いました。4か月間のゴミの量は半端じゃなかったですね。それにしても、まだ結構な残雪です。日差しは強いけれど風の冷たい朝。昔から、札幌に初夏がやって来るのは手稲山の雪が消えてからと言われ、それまでは冷たい風はなくならないようですが、それでもなんとなくウキウキするのが春です。

2014年4月1日(火) 12:06

ハプニングでは済まされない

P1050170今朝、会社に着く寸前の道路に、消防車や救急車やパトカーが何台も居て、迂回しなければならなかった。何事かと近寄って見れば、ワンボックスカーが横転して道を塞いでいる。怪我人がいたのかは不明だったが、どうも衝突とかで横転したわけではなく、道路状況の悪さが原因でバランスを崩したらしい。朝からとんでもないハプニングに遭ったけれども、しかしこれは運転当事者にしたらハプニングでは済まないことだ。

近年の市政は、住民の日常生活よりも他の、(僕以外の多くのひとから見ても)優先順位のさして高くもないような事業に、なけなしの予算の中から、ほんの一握りの者たちにしか利益や恩恵をもたらさないような莫大な投資を繰り返し、圧倒的多数の一般市民生活者は、たとえばこのように、除排雪が滞るがための事故や不便を強いられている。実際、こうして横転して、怪我や車の修理費用を、道路管理者たる札幌市に要求したって、相手にしてはくれまい。行政は無責任と決まっている。

ところが、そうでもない自治体もあることを、昨日知って感動した。3月8日(土)奇しくも誕生日であるが、健康・省エネ住宅推進北海道協議会主催でシンポジウムを開催するにあたり、パネルディスカッションに出ていただく方と打ち合わせに、栗山町役場まで行ったんだが、町長も会ってくれるということで待っていたときのこと。役場の入り口に、いかにも手作りの、ゴミ分別収集箱が並んで置いてあって、そのほんの少しの待ち時間の間にも、町民たちがそこに様々なゴミを持ち寄って分け入れて行くのだ。翻って、札幌の、たとえば区役所とかでそんなことをやっているか?収集車が分別収集する制度だから、多分そんなことをする必要もないと言うだろうし、栗山がどんな制度なのかも知らないが、その後の町長との会談からしても、どうも行政の姿勢に雲泥の差があって、栗山の人たちは多分幸せな暮らしをしているんじゃないかと思った。札幌は一応都会だが、幸せな暮らしが出来るような行政は行われていないようだ。

2014年3月1日(土) 10:47

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