時は過ぎ行き
雪の中で建て方工事が進んでいます。初雪が遅かったわりには、もうすっかり根雪でしょう。
師走になると、これまでのお客様のお宅に、一年のご無沙汰をお詫びしつつ、来年のカレンダーをお届けします。
今日も、この現場の構造チェックの後、こちら方面のお客様の何軒かを訪ねました。
その中の一軒で、玄関まで出てこられたご主人に、お元気そうでとご挨拶したら、私は元気なんですが、つい先日家内が亡くなりまして、とのことで、あまりにも思いがけないことに、しばらく絶句しました。四十九日前なので、和室にはまだ祭壇と遺骨があって、遺影を前に、20数年前、この家を新築させていただいた当時の、若々しく明るかった奥様のことを思い出していました。
時の流れは誰の上にも等しく過ぎて行くもの。いつまでもその時のままということは決してないんでしょうが、お施主様が亡くなるショックは、つくづく大きいものです。
2011年12月12日(月) 18:50