LIFE&MUSIC 桧山建設綜業 代表取締役 檜山良秀

 | ブログトップへ戻る | 

三月も間もなく去るが

2月の半ば過ぎに、倉敷で開かれたファースの全国大会に出かけ、昨年の施工実績全国三位の表彰を受けて帰ってきたが、それからの、このひと月くらい、見積や設計の仕事で、有難いことに本当に忙しくて、気が付けば誕生日も過ぎ、介護保険料の通知も届いて、遂に高齢者の仲間入りを果たしていたのであった。

今年に入ってクラシックやロックの世界では、大物の死去が続いている。65年も生きてくれば、当然同世代以上のアーティストの訃報に接する機会が増えるのも致し方ないことではあるが。

見せ掛けだけのアベノミクスは破綻寸前で、身勝手な政権は二匹目の泥鰌を目論み、消費税上げの先延ばしを餌に、またぞろ衆参同日選挙の臭いがプンプンだが、国民を侮るのも大概にしてほしい。

先日、最近完成したファースの家で気密測定を行ってみたところ、隙間相当面積0.13という数値を叩き出したので、さすがに驚いた。実際、FAS工法の公称値が1.0と言いながら、これまで我が社の建物の測定値は概ね0.5くらいではあったんだが、いろいろな部分の工作精度が上がった成果であろう。

近頃やたら性能値を強調するハウスメーカーがあるが、机上の計算値ではなく、実物では果たしてどうか?それと経年劣化はどうなのか?我が社のファースの家では経年劣化は殆どない。今や新築時に暖かいのは当たり前だが、5年後10年後に、初期性能が確保出来ている住宅は、いったいどれくらいあるのだろうか?

熱源はどうあれ、快適な温度・湿度・気流速度・輻射熱という空気環境を叶えることのできる、真の性能を備えた建物でなければ、住んでから痛い目に遭う。出来るだけ多くの人に、そういうことを伝えたいと思ってはいるんだが、現実は厳しい。武田や北条に囲まれ、織田、上杉、徳川などとの狭間で苦慮する眞田みたいなものだが、数では及ばなくても断じて負けるわけにはいかないと思っている。

2016年3月17日(木) 19:58

 | ブログトップへ戻る | 

桧山建設総業 ホームページへ

2016年3月
« 2月   4月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
  1. RSSに登録する
  2. 過去の記事を読む

カテゴリー

最新の記事

バックナンバー

リンク