LIFE&MUSIC 桧山建設綜業 代表取締役 檜山良秀

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今年の仕事納めの日ですが

おかげさまで秋以降妙に忙しく、ブログに書きたいことは山ほどあったのですが、とうとう会社は仕事納めの日になりました。

かつてなかったことですが、いつもなら年末のご挨拶も兼ね、来年のカレンダーを携えて、お客様のお宅へ伺わせていただくのですが、今年は遂に一軒もまわることが出来ず、大変失礼してしまいました。

あらためて、今年お世話になった皆様に、一年の御礼を申し上げさせていただきたいと思います。

さて、今年あったことで、一番痛切に思ったことは、やはり、家は買うものではない!ということです。例のマンションの杭偽装問題でお解りのように、どういう過程で造られたか知りもせずに「家を買う」ということが、いかに危ういことであるか。

家は「建てる」ものだったはずです。

いつ頃からか、マンションから始まって、家を買うという言い方が広まり、戸建の建売住宅は言わずもがな、注文住宅と言いながら、多くのハウスメーカーは企画住宅を大量に「販売」して来たわけです。

洋服には完全オーダー、セミオーダー、出来合いの大量生産品があり、食べ物にも同じような分類が成り立つでしょう。

衣食住、それぞれ人が生きてゆく上で欠かせないものであり、生命の維持に直結する大切なものですが、住だけは消費材とは言い難いものです。

簡単に買い替えがきくものではない「住まい」。高耐久であって、健康を阻害せず、住んでからの経済的負担が少なくあるべき「住まい」に対して、「買う」という発想は、明らかに間違いだと思います。

なので、来年、自分としては、今更ながらですが、「家は買うもんじゃないよ!住む人と造る人が力を合わせて建てるものなんだよ!」キャンペーン?を張って行きたいと思っています。

2015年12月26日(土) 10:35

先週も今週も

イベント続きの土曜日

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18日お昼過ぎ、やって来ましたSTVラジオの中継クルー。ウェルピアあたりでは電波状態があまり良くないとかで、モデルハウスの玄関脇に簡易送信アンテナまで設置。さすがに村ラジオとは違って本格的。彼らが使っていたヘッドフォンが、昔MMカートリッジで一世を風靡した、アメリカのシュアー製だったのには驚き。

P1100215 日高晤郎さんとようへいさんとの、15分近い機関銃のような掛け合いに付き合うのは大変でしたが、何とかナマ放送を終えての記念撮影。通常の倍も時間をかけてくれたのは、これまでいろんなご縁のあったSTVラジオ関係者の方々のおかげです。ありがとうございました。この放送をきっかけに、モデルハウスを買ってくださる方が現れますように!

 

さて、昨日25日は、恒例のガレージセールでした。

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今年も招き犬のジュリ参加。今回はパナソニックスタッフが特別参加してくれての最新IHクッキングヒータ(近年の機能の向上には目を見張るものがあります)のデモ(と試食、ローストビーフまで作れる、当然食べた、旨かった)や、

P1100347 ワンコイン網戸貼り替えサービス(大盛況で、協力してくれたサッシ屋さんはヘトヘトになってましたが)、

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OBのお客様や関係者の方々から例年以上に集まったお値打ち雑貨や木材類が、おかげさまで、飛ぶように?売れました。天気予報は雨だったのですが、皆の日ごろの行いがいいせいか、開店の午前9時から、まさに店じまいの午後4時まで、曇天ながらとうとう雨に当たることもなく、

P1100361 一本残っていたくじ引きの一等賞も、最後の最後のお客様が見事に引き当て、万々歳で終了することができました。協力してくれたたくさんの方々、本当にありがとうございました!

2015年7月26日(日) 12:54

日高晤郎ショーに出ることになりました

先週、STVラジオのランラン号がウェルピアのモデルハウスに来てくれたのに続いて、今週末18日土曜日の午後1時過ぎの、「ようへいの千客万来」という番組コーナーに出ることになりました。また、モデルハウスからのナマ中継です。

日高晤郎ショーというのは、毎週土曜日朝から夕方までやっている、北海道民なら多分知らない人はいないくらいの人気?長寿番組です。パーソナリティの個性が強すぎるので、毀誉褒貶相半ばする番組ですけれど。個人的に今まで直接お会いしたことはないのですが、桧山建設でファースの家を建てられたお客様による「ヒヤマのファースの会」を、17年前に提唱して立ち上げてくれた現名誉会長の岩本さんは、実は日高晤郎というタレントを見出し、今日まで続くこの番組の生みの親です。岩本さんがSTVばかりでなく道内屈指のプロデューサーであることは業界では有名ですし、現役で担当していた時代には、番組の中に良く岩本さんの名前が出てきていたことを憶えている人もいるかもしれません。

当時、岩本さんとの新築の打ち合わせの際には、よく放送に関する興味深いお話を聞きました。今でもよく憶えているのは、日高晤郎を引き合いに出して、嫌う人が半分いても好きな人が半分いればいいんだ、と言い切っていたことです。誰にも好かれる番組を目指せば、それは某国営放送のようにつまらない番組にしかならないんだと。それは昔、岩本さんがアメリカの地方FM局をたくさん見て回ったときに得心したことだったようです。住まいづくりにも通ずるところがあることだと、妙に納得したものです。

18年前、縁あってその岩本さんのお宅を造らせていただいた後、ラジオ局関係者を招いた新築祝いには日高晤郎さんもみえたと聞いています。これまで接触する機会がなかったのが、むしろ不思議なくらいですが、さて、相手はプロ中のプロ。どんな展開になりますやら。

2015年7月14日(火) 17:02

ランラン号

P1100133 本日午前、やって来ましたランラン号

以前から派手な車だと思っていましたが、更にドハデになっていました。P1100131 綺麗なお姉さん二人。ドライバー役と中継キャスター役をシフト制で受け持っているんだそう。

P1100130 STVラジオ、午前の人気長寿番組「工藤じゅんきの十人十色」の中で、ウェルピアのモデルハウスの宣伝をしてもらいました。事前に電話取材はありましたが、実際に来て見て、ファースの家の快適さに大感激してくれ、予定の中継時間をかなりオーバーしながら放送してくれました。聞いてくれていた人に、どう伝わったか、週末の反応が楽しみです。

2015年7月10日(金) 14:22

水の話 その1

普通、外の散歩などから帰ると、犬は水を飲むものだが、ジュリはあまり水を飲まない犬だった。

2か月ほど前、ひょんなことで、我が家のキッチンにアルカリイオン浄水器を取り付けた。昔からある、水を電気分解してアルカリ水に変え、4分の一ほどの酸性水も出てくるヤツだ。(因みに酸性水は、ご婦人の洗顔用に最適らしい)

能書き的には、体内の活性酸素を減らし、老化防止に効くということだが、たしかにこのアルカリ水で淹れるコーヒーは美味い。冷めてもマイルドで美味い。花にやると心なしか元気になって、色が鮮やかになったような気もする。しかし、もっと驚いたのは、この水ならジュリが飲むのである。

動物は、理屈やカタログの能書きに左右されるわけではないから、この水がいい水であるという証明みたいなものだと思っている。

人が一日に摂取する空気の重さが、食物の10倍以上にのぼることから、空気の質に注目したファースの家を造り続けているわけだが、生きてゆく上で、これも欠かせない水の質についても、考えておくべきだろう。

2015年6月25日(木) 19:21

出会いから20年

今週は、ファースの家をこしらえている道央の会社の、来週は北海道全体の会社のファース会の総会がある。目下、行きがかり上、両方の会長を務めさせていただいているが、いずれはもっと若手の方々に後を受け継いで行ってもらいたいと思っている。

まだ健康住宅とか電化住宅とかいう言葉さえ認知されていなかった20年以上前。ファース工法開発者の福地脩悦という、上磯町の工務店の社長である変人(奇人というべきか?)と出会い、半信半疑でファースの家に取り組んだのが平成6年のことであった。

最初の顧客は、当時まだ小学校に上がったかどうかくらいの男の子二人の4人家族で、当時そろそろ話題になってきていたアトピーの症状のようなものが出かかっている、若干健康状態に不安のある子供たちだった。

時を同じくして、偶然にも、ほぼ似たような家族構成で、ご主人同士が同じ会社の、デスクを連ねる同僚の方の住宅も、同じ新興住宅街の中に新築することになっていた。

で、前者のご主人に、家の中の空気をきれいに保つ新しい建て方があるけれども、こちらも初めてなので割安でやらせてみてほしいとお願いしてみたところ、OKしていただけたのだった。我が社のファースの家の第1号は、そうして平成6年の秋遅くに着工したのだった。

もう一軒のお宅は、ファース工法にかかる予算を組み込み車庫に回すことになり、住宅金融公庫の断熱基準に則ったグラスウール断熱、灯油セントラル暖房と第3種換気、LPGコンロのキッチンという、当時のオーソドックスな作り方であった。

さて、雪が降り積もる前に基礎工事と建て方を終え、お正月休みも済んだ厳寒期。内部造作に入った現場(吹付断熱工事のあと)を見に行ったときのこと。大工さんたちが、半袖のシャツ姿で働いているではないか!外は寒い。中は全然寒くない。そして大工の言うことにゃ「社長、これ、ホンモノかもしれないワ」。職人の常として、新しいものには大体抵抗を示すものなのだが、そう言ったのであった。

春に完成した建物を引き渡し、その年の暮れちかく。寒くなって来て、家の中の暖かさや空気環境はどんなものか、カレンダーと表面温度計を携えて伺ってみた。その家はリビングに8畳分の吹抜けのある40坪くらいの大きさの家だったが、そのリビングの床が20°C、吹抜けの天井も20°C、ダイニングの北面の壁も同じく20°Cだった。それは驚くべきこと、当時としては殆ど信じがたいことだった。

新たな技術、工法、商品、さまざまなものは玉石混交である。端から全面的に信用なるものではない。しかし、この結果で、自分もこの工法を信ずるに至ったのであった。

時々、お客様に話すこともある古い話ではあるが、これがファースの家に対する、私の原点である。

2015年5月19日(火) 15:06

ASKAの影響?

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チカホで、今年も、市内の中学生から募集した、薬物防止ポスター展が開催されました。春休み中だからか、あるいは昨年来、危険ドラッグの事件が頻発しているからなのか、これまでになく大勢の方が足を止めて見ていました。札幌でも昨年の11月頃でしたか、危険薬物のせいで、道銀本店横の歩道に車で突っ込んで、通りがかりの女学生に大怪我を負わせた事件がありました。たまたまその時現場の近くに居合わせて、札幌でもこんなことが起こるのかと震撼した覚えがあります。ダメ、ゼッタイ!というキャッチフレーズを知っておいていただきたいと思います。

2015年3月31日(火) 17:21

4年ぶりのゼップ

待ちに待った?ジューダス・プリースト札幌公演に行ってきました。

P1080613 開演前の会場内、早くも熱気ムンムン

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例によって、スタンディング会場後方のミキシングブースの横に陣取る。左右12チャンネルずつと、案外簡素なコンソール。

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今回は、ヘビメタ友達のH氏と一緒で、大変楽しいライブ観戦となりました。

P1080623 さすがに40年の歴史あるバンドなので、最新アルバムからと、往年のヒット曲を次々繰り出し、2時間弱のコンサートは、あっという間に終わってしまって、ステージの写真をコッソリ撮る暇もありませんでした。この写真は終演後、ロブが爆音と共に乗り込むお約束のパフォーマンスに使われた、多分ハーレー(遠目で確認が難しかった)を、ステージ上から撤去しているところ。

長年のツインギターの片方が脱退して若いギタリストに変わっていましたが、ロブ(ハルフォード)が年相応に太った禿親爺になっていたわりには声が出ていたので、メタルゴッドとしてのバンドのパフォーマンスは、結構大したものでした。

この手のライブとしては、意外と50代くらいのお客も多く、80年代の全盛期のファンと思しき連中が、当時身に沁みつけたのであろう英語のフレーズを、大勢見事に合唱していたことにも感嘆し、H氏の友人から寄せられていた六本木でのライブのセットリストよりアンコールが1曲多かったこともあり、H氏ともども、札幌でナマで観られるとは思っていなかったと、大満足でゼップを後にしました。

2015年3月14日(土) 14:56

○○友達三題その2

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我が家のレコード・CD棚は、最近のパッケージソフトの衰退からすると、いかにも前時代的な景色であろう。音楽鑑賞という趣味を続けてほぼ半世紀。その歳月の間に溜まった量は、今どきのちょっとした店先の量より多いかもしれない。クラシックの音源に関しては、これまでノートに記録し整理し続けて来てはいたんだが、この10年ほどはかなり滞りがちになっていた。LPに比べるとCDは曲数なども多く、年齢と共に記録する労力にも耐えられなくなって来ていた。

もはやアナログの時代ではないから、当然PCにデータ化することは考え、勿論自分に時間や能力がないのだから、何人かに相談を持ちかけたが、クラシック音楽をある程度知っている人でなければ、分類も困難だとわかった。しかし、半ば諦めていたところに、思わぬ救世主が現れたのである。

それは十年以上前のお施主さんで、自宅にもオーディオのある書斎をこしらえたK氏で、PC得意という、誠に好都合な人材!?こちらのソフトを聴きながらの整理、データ化という、彼からの思いがけない申し出に一も二もなく乗ったのがかれこれ3年前。以来ほぼひと月に一回のペースで、彼の家にCDを持ち込み、記録してもらい、検索できるようなソフトに整理してもらっていたんだが、それが先月、7000タイトル余りの整理が、一応一旦終了まで漕ぎ着けたのである。

長年の懸案事項が片付いたのは、かけがえのないお客様のおかげで、本当にありがたいことである。K氏は少し年上なので、友達というのも何だが、あえてクラシック友達と呼ばせていただこう。

2015年3月5日(木) 20:00

○○友達三題その1

R0020079 3年ほど前、新築引っ越し後に訪れたときに撮らせてもらった写真ですが、見る人が見ればわかる?、手前の白いエレキは、フェンダーのストラトキャスター。ピンクフロイドのデヴィッド・ギルモアが使う、スリーマイクの個性的なギターとして知られています。当時まだ30代だった施主のHさんとは、前年、モデルハウスで雑談中に、なぜかその春ゼップサッポロに来たハロウィン(ジャーマンメタルのバンド)とストラトヴァリウス(フィンランドのヘビメタバンド)のライブに、お互い行っていたことがわかってすっかり意気投合し、家づくりの話もトントン拍子に進んだのでした。以来、時々お互いの、その手のCDを借りたり貸したりが続いております。

この正月、元旦のことですが、昼間からほろ酔い機嫌で何気なく見ていたテレビの画面に、突然なじみあるリフと共に、あの(メタルゴッドと称される、イギリスの、ヘビーメタルの元祖)ジューダス・プリーストが3月にゼップに来るらしく、チケット発売中のCMが流れてビックリ。時と所もおかまいなしに、直ちに彼に電話したら、さすがに若い彼はとっくに知っていましたので、お互いに、行くよね、ということで、ついでにチケット手配までお願いしてしまったのでした。4年前は、自身の一人還暦祝いのつもりで出かけたのですが、今回はヘビメタ友達と一緒というわけです。周りからは、いい年をしての3時間のスタンディングを危惧されていますが、デビューから40年のジューダスのメンバーだって似たような年頃。ヴォーカルのロブ・ハルフォードの声が昔のように出るのかが気になりますが、今から楽しみにしている今日この頃。

2015年2月28日(土) 17:23

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