「いのちの電話」を知っていますか?
この国では、毎日、毎日ですよ、全国で88人、道内でも4人が自殺しているという現実があります。誰にも相談できずに悩んだあげくに、死を選んでしまう人を、一人でも多く救いたい、寄り添いたいと、ボランティアで活動している人たちがいます。その活動資金の助けになるチャリティコンサートに行ってきました。
かなり早く会場入りしたのですが、開演までには300席が一杯になりました。
もう7年も、いのちの電話と関わってくれている、札幌交響楽団のコンサートミストレス大平まゆみさん。ヴァイオリンの弦の振動を間近に感じてほしいと、途中、広い会場の奥の方まで歩きながら演奏してくれた大平まゆみさんは、その演奏で、これまでも多くの人を、人知れず救って来ていることを知りました。
ライオンズクラブとしてのチャリティでしたが、去年から健康・省エネ住宅推進北海道協議会の会長を引き受けてくれている、STVの牧さん(いのちの電話の事業部長でもあります)とのご縁でもありました。
おかげで、終演後、一緒に写真を撮らせてもらいました。大平さんは、そのヴァイオリン演奏と同じように、凛とした綺麗な人でした。札響も、こういう人間的にも尊敬に値するコンサートミストレス(コンサートマスターの女性形)を持っていることは、大変誇りでしょう。