函館見物
40年近く前に、5年ほど上磯に居たので、函館の街は勝手知ったるところ、と思っていたが、歳月は人を待たず、随分と様変わりしておりました。雪景色のトラピスティヌ修道院の観光客も、大半がチャイニーズらしき集団でしたが、大天使ミカエルの銅像は昔のままでした。
真冬にソフトクリームとは酔狂なことでしょうが、知られざる穴場だそうで。案外皆嬉しそう。
建て替えられた五稜郭タワーに初めて登り、函館周辺のパノラマを楽しみました。かつて勤務していた対岸のセメント工場を、懐かしく眺めました。沖合いに3キロも突き出た、セメント出荷用の桟橋の中の、ベルトコンベアの横の通路(当時はまだ2キロだったが)を自転車に乗って先端まで走り、海中の基礎コンクリートに付いたムール貝(現地ではニタリ貝と呼んでいたが)を採って帰って、現場詰め所のストーブの上で焼いて食べた思い出があります。
続きは又。